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有機エレクトロニクスの効率が倍増

スウェーデンのカルマース工科大学の研究者チームは、有機エレクトロニクスの効率を2倍にする高分子のダブルドーピング技術を開発した。 OLED(有機発光ダイオード)、このダブルドープ高分子によって有機系太陽電池およびバイオエレクトロニクスが、効率が倍増する。

ポストCMOSを目指すインテルの切り札MESOデバイス

インテル社とカリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、現在のトランジスタ技術を超えて、地球上のすべてのコンピュータに応用できる新しいタイプのメモリとロジック回路の開発を進めている。このスピントロニクスデバイスは、スイッチングに強相関酸化物とトポロジカル絶縁体の磁気スイッチングで、CMOS技術と比較して優れたスイッチングエネルギー(10~30倍)、低いスイッチング電圧(5倍)ロジック密度(5倍)を実現する(Manipatruni et al., Nature online Dec. 03, 2018)。

ミリ波帯で家庭での超高速通信が可能に

ETHチューリッヒの研究チームは、ミリ波帯を介して伝送されるデータを光ファイバの光パルスに直接変換できる変調器を開発した。研究チームの開発した光変調器は、自動車のレーダーに使われるミリ波帯のマイクロ波通信で高いデータ伝送速度を実現した。これによって家庭の高速インターネット回線が低コストで実現できるようになると期待されている。

ダークウエブはホワイトナイトになれるか

一般のウェブサイト同様、コンテンツ、ソフトウェア、HTML、JavaScriptなどの標準的なウェブ技術で構築されるダークウェブは違法薬物薬を販売したり、盗んだ情報を交換したり、Googleがクロールできないインターネットの闇サイト数は脅威的な速度で増殖している。ダークウエブは犯罪に使われるイメージが先行したため、現代社会の脅威となりつつあるとされる。しかしダークウエブは諸刃の刃であり、ホワイトナイトの素質を有していることはあまり知られていない。

原子スケールの並列メモリスタによるニューラルネットワーク

南カリフォルニア大学の研究チームは、ベクトル - 行列乗算を行うことが新しいタイプの化合物シナプスによるシナプス大量プログラミング(注2)を実証した。この化合物シナプスでは、単原子レベルの超薄膜窒化ホウ素メモリスタ素子を配置したことで、正確な動作を達成した(Esqueda et al., J. App. Phys. 124,152133, 2018)

ダイアモンドナノ結晶を用いた高効率磁場測定デバイス

ダイアモンドはGeSiと同じ典型的なIV族の元素だがエネルギーギャップが大きいため絶縁体であるが、ドーピングによってワイドギャップ半導体の物性を持たせることができる。カリフォルニア大学バークレイ分校の開発チームは、窒素をドープしたダイヤモンドで磁場検出器の電力を大幅に削減する新しいデバイスを開発した。このデバイスは低コストで、エレクトロニクス、地球磁場計測、さらには生命体を対象とした磁場測定方法が変革される可能性がある(Labanowski et al., Science Advances online Sep. 05, 2018)。

トポロジカル絶縁体の電流誘起スピンの可視化に成功

Google、Microsoft、IBMなどの企業は、世界で最初の実用的な量子計算機を開発するために激しい競争を繰り広げており、そのための材料を模索している。シンガポール国立大学の研究チームは、量子コンピューティングをより現実に近づける新しい方法を実証した。(Liu et al., Nature Comm. 9:2492, 2018)。

世界初のフォトニクスオンチップとなるBrilliant

MITスピンオフ企業Ayarは、データセンター処理能力の増強と省エネルギーを目的として、フォトニクスチップをシリコンチップに組み込んで光通信と計算機を結合する。フォトニクスチップでチップ間通信のエネルギー消費が30-50%削減でき通信帯域を10倍上げることができる。

ポテンシャル駆動カイラル超伝導と情報伝達

カイラル超伝導状態にある電子の流れを情報の流れと考えれば、新しい原理の情報通信技術に応用できる可能性がある。デルフト大学の研究グループはカイラルチャネルに沿って、情報(実際にはポテンシャル)の流れと電子流が等価であることに注目している。ポテンシャルを通じて超伝導状態によって情報を知る(伝える)ことができる。

スピン流制御によるマグノントランジスタ

グローニンゲン大学のスピントロニクス研究チームはスピン電流を磁場で制御する3端子スピントランジスタ実現への動作原理を実証することに成功した。スピン流(マグノン)で動作するトランジスタ回路の実現は、スピントロニクスデバイスの実用化に向けての大きく進展したことになる(Cornelissen et al., Phy. Rev. Lett. online Feb. 5, 2018)。

世界初の2D半導体

コロンビア大学を中心とした研究チームは Re6Se8クラスターの層状構造を用いて世界初となる2D半導体を作成した(Zhong et al., Nano Lett. 18, 1483, 2018)。研究チームは劈開して得られた15nm厚の超薄膜(上のAFMイメージ参照)を用いて物性測定を行い2D半導体であることを確認した

脊椎からヒントを得たフレキシブルLiイオンバッテリー

コロンビア大学工学部の研究チームはこのほど人体の脊髄にヒントを得て、フレキシブルLiイオンバッテリーを開発した(Qian et al., Advanced Science on line Jan. 31, 2018)。これによってエネルギー密度の高いフレキシブルバッテリーでウエアラブルデバイスの普及が加速すると期待されている。

半導体トップメーカーのジレンマ~期待度と現実のギャップ

2016年のGalaxy Note7のLiイオンバッテリー回収で痛手を受けたサムスンだが、同社が製造する有機EL画面を備えた最新機種はiPhoneXをしのぐハードウエアスペックに仕上がった。これまで3Dメモリを始め革新的な半導体技術を真っ先に投入することで、ハードウエアで先導的なメーカーとして知られる。そのサムスンが世界初のフレキシブル画面スマホのGalaxy Xを市場投入する。

ビットコインに量子計算機攻撃の脆弱性

絶対に破られることがないとされてきたビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)が近い将来、量子計算機の攻撃に対する脆弱性が指摘されている。マクアリー大学の耐量子通貨(Quantum Resistant Coin)と呼ぶ研究者グループは、現在の1.5兆ドルにのぼる仮想通貨市場のリスクを明らかにした(Aggawal et al., arXiv.1710.10377v1)。

室温でナノレーザー発振に成功

アリゾナ州立大学と中国の北京大学の研究グループがシリコンナノビーム空洞上の単原子膜を使って室温でナノレーザー発振させることに成功した(Li et al., Nature Nanotechnology online July 17, 2017)。将来的にはICチップに組み込まれて計算機間の直接的な情報通信が可能になると期待されている。

人体の動きで発電する極薄膜デバイス

人間が動き回ることで発電し充電が可能であれば携帯端末のバッテリー充電に気を使う必要もなければ、電気のない野外でも不便はない。ヴァンダービルト大学の研究グループは発電機能を持つ上着やスカート、シャツで発電を可能とする黒リン極薄膜発電デバイスの研究開発に成功した(ACS Energy Lett., 2017, 2, 1797)。

ハイブリッド・ペロブスカイトで実用化に近づいたスピントロニクス

ユタ大学の研究グループはスピントロニクス研究の「ゲーム・チェンジャー」となる可能性を秘めた斬新な有機―無機ハイブリッド・ペロブスカイトの開発に成功した(Nature Phys. May 29 (2017))。

量子暗号通信衛星を打ち上げた中国

中国では量子暗号通信の研究が進んでおり、上海と北京の2,000kmを光回線で結ばれる他、2016816日に世界初となる量子暗号通信衛星を打ち上げた。これによって光回線では制限される利用地域が中国全土に及ぶ。これによりインターネットによる通信のハッキングが不可能となる。

5Gの先端に立つベライゾン

5Gは定義上は6GHz以下の周波数帯を使って10Gbps以上の通信速度をもつ次世代の規格である。通信速度の飛躍的な向上には高周波数の利用が不可欠であるため、新たにマイクロ波の領域に踏み出すことになる。キャリア各社が参入を目指す5Gだが、ベライゾン社は5Gを米国11都市で2017年春から試験運用する予定で、初の5G導入キャリアとなる。

実用化が近いカーボンナノチューブICチップ

非シリコンメモリ企業ナンテロ(Nantero)はメモリーチップへの応用に3150万ドル(日本円にして約35億円)を投資する。IBMは高速デバイスに応用しシリコンチップより最大1桁高速の演算チップの開発を目指している。

トレンドセッターでなくなったアップル

アップル社の次の市場はグーグルが2013年に目指して果たせなかった眼鏡端末かもしれない。最近のポケモンGOのヒットを作り出した技術との類似性から、この新製品の方向性は受け入れられる可能性があるが、アップル社がITガジェットのトレンドセッターではなくなったことは隠せない事実である。

ISTwitterの甘い関係

TwitterSNSの中で、月間アクテイブユーザー数が世界で12億を超すFacebookにつぐ2億の実績を誇る。しかしその人気の一方でストーカー犯罪や悪意の中傷に使われ社会問題となっている。また求人広告を出せないような犯罪集団が隠れて仲間を勧誘したり違法薬物の販売に使ったりと、便利なコミュニケーションの特徴が犯罪を助長している事実は否定できない。

半導体ビジネスの行方~終わりなのか始まりなのか

半導体業界のアナリストはモバイル機器による販売面の成長が2015年には携帯・スマホを軸とする成長が前年比で0.9%に減速するとしている。2014年は前年比で10.5%、2016年の販売予測は0.6%減である。市場規模は3,290億ドル(日本円で約35.5兆円)だがピークを2015年に超えたことが現実である

バッテリーパックでオフグリッド化

テスラ社は成功したEV用のバッテリーパックを家庭用の蓄電に使うための「ウオールパワー」と呼ばれるバッテリシステムを販売する。蓄電、蓄熱で発電ピークと需要うピークの位相を合わせれば、再生可能エネルギー利用はベース電源に不向きとは言えなくなる。新技術を使いこなせば原子力にこだわる理由はなくなる。

東芝の半導体事業投資に潜むリスク

メデイカル部門を売却した資金を半導体事業につぎ込んで、東芝が狙うのは同社が得意とする3D NAND型メモリ。真っ向からサムスンとぶつかるが、東芝は温めてきた高密度メモリの鍵となる多層化技術とナノインプリント技術を軸に、サンデイスクと組んでサムスンに立ち向かう。

Apple24.5%成長の意味

クパチーノに近未来的な新社ビルを建設中のApple社が、1027日に2015年度氏も四半期の業績を公表した。収益24.5%増というタイトルが踊る発表は同社の販売が好調であることを強調したものである。しかし中身をみれば極端な売り上げの偏りが目立つとともに中国市場によって助けられた販売のカラクリがみえてくる。

早まるムーアの法則の終焉

2017年がムーアの法則の終焉とするタイトルの記事を書いたが、いよいよ2016年に公式にムーアの法則が終わりを告げることが決定的となった。これまでチップ製造の指針となるスケーリング則をロードマップという形で基準を作り上げてきた半導体メーカーも共通にムーアの法則の終焉を認識せざるを得なくなった。

有機ELをめぐるホンハイの野望

シャープがホンハイを選べば有機ELでアイフォーンの部材メーカーに転落し、革新機構を選べば液晶部門のJDIに吸収されて主力製品(液晶)が消える。シャープばかりが「究極の選択」を迫られているように見えるが、ホンハイもアップル社もスマホ将来戦略に陰りが見えてきている。ジアップル社に新製品開発を任せ、委託生産と部材調達徹する一見合理的なピラミッドが崩れつつあるのかもしれない。

10倍も大きかった人間の脳の記憶容量

人間の記憶をつかさどるシナプスの大きさを正確に測定した結果、これまで考えられていた容量の10倍大きいことがわかった。米国の研究グループ(Salk Institute)がシナプスの記憶容量を測定した。その結果、平均的なシナプスが4.7ビットの情報量を保持できることがわかり、脳全体の記憶容量は1ペタバイトに達することが明らかになった。

上むきスピンと下むきスピンの差として定義されるスピンの向きが揃ったスピン(スピン流)を伝搬させる研究が行われてきた。このほどそのスピンがマクロ的なそれを含む金属流体もの渦と相互作用を持ち、流れる向きに起電力を発生することが理論的・実験的に示された。

ハッカーたちの国際イベントDEFCON

DEFCONをご存知だろうか。こちらは世界中のハッカーたちが集まって、最新情報を交換したり講演をきいて知識を広めるとともに、コンテストなどのイヴェントを通じて交流を広める国際集会である。

インターネットの発明者CERN

インターネット開発者として知られるBerners-Lee教授はGoogle、Facebookのように個人情報を吸い上げて集積しているのに、個人のアクセスが制限されていることに警鐘を鳴らす。

球状半導体の夢が復活

球状半導体ICは原理的には半導体ICの画期的な製造方法になる潜在能力があったが、残念ながらベンチャーの限界もあってその夢は途中で挫折した。時を経て同じサイズの球状半導体を太陽電池に応用しようとする企業(スフェリカルパワー)が日本に現れた。

ビッグデータ時代と情報爆発

情報爆発は情報記録容量と送受信能力の両面での性能の著しい向上によりその後も指数関数的な発展を遂げたが、ビッグデータ時代を迎えてこれまでの人間対人間の情報交換(H2H)に加えて、I2Tと呼ばれるインターネットへの「モノ」を接続することによる情報爆発が進んでいる。

半導体製造を変えるマスクレスリソグラフイ

テキサス州オースチンを本拠地とする研究組合のWalt Trybulaは、半導体産業の未来を左右するのはマスクだと考えている。ムーアの法則の追求によってマスクは複雑となりついに限界に来たのだ。

インターネットの未来はどうなる

 財政難に苦しむ国のなかにはインターネットに課税する動きさえみえて来たが、「情報の爆発」を支えるインターネットの「処理能力」に限界が見えて来た。「情報の爆発」で容量が限界に達しそうなのである。

Apple Watch-スマートウオッチ未来像

Apple Watchはステンレス、SPORTはアルミニウム、EDITIONは18 Kケースが特徴。中身は同じでケースで差別化し画面の大きさで2タイプ(38mm、42mm)、EDITIONのハイエンドモデルの中でも最も高価なモデルはゴールドブレスレットのもの。

MacBookにみる「切り捨ての美学」

NECの13.3インチノートPC、「VersaPro UltraLite タイプVG」は世界最軽量、約779g、薄さ16.9mmのスリム設計でウインドウズ機では最新最軽量モデル。Core i7 4500(U)のCPUで最安値は13.1万円。

SHARP-LCD

亀山工場の一部売却やSONYとの液晶パネル合弁事業等、陰りのみえてきた国産液晶パネル事業で活発な動きをみせているシャープはバックライトにLEDを組み込んだ高輝度液晶パネルの国内生産に踏み切った。

appleの保守化

米Appleは「iPhone 6」と大画面化した「iPhone 6 Plus」を発表した。日本などで9月19日に発売する予定。

スマートグリッドの表と裏

ITネットワーク技術を用い、電力の需要と供給のバランスを取る名目でオバマが打ち出したスマートグリッド。2008年の大統領選挙時にオバマが再生可能エネルギーの普及で温室効果ガスを削減と産業育成で景気を回復させるアドバルーンであった。

電子産業の宿命ーデフレビネス Part1

ノーベル賞の栄誉に輝く青色LEDは日本型の技術開発の典型といえる。発明とは必要に迫られて生まれるものであるから、モノを作らない、作れない環境が続けば科学技術の衰退に繋がる。最悪の状況にある日本の半導体産業は今後、復調するのだろうか?

崖っぷちの巨像

飛ぶ鳥を落とす勢いのサムスン電子の快進撃に陰りがみえてきた。同社は6日の第3四半期の暫定業績発表で売り上げが、前四半期より43%のダウン、昨年同期の60%の急落となった。

仮想世界の扉ーOculus

Oculus Riftはバーチュアルリアリテイのためのヘッドマウントデイスプレイ(HMD)である。メーカーのOculus VR, Inc,はFacebookに20億で買収されている。

"Pebble Watch"とApple Watch

iphone6 と同時に発表され2015年3月10日のイベントで発売となるApple Watchのラインアップをみると、これまでの予想通り自立したiphone機能プラスアルファが腕時計に収まったことが確認できた他に、ラインアップが これまでのケースの質感の差別化にとどまらず、普及型のアルミ、ステンレスケースに加えて18Kイエローゴールドのハイエンドモデルが含まれ、その中に最 高級のゴールドブレスレットと組み合わされたモデルは240万円という

5Gのインパクトへの警鐘

5Gについての大多数の人々の理解は、遅延が少ない高速情報通信速度で可能になる外出先の高精度動画コンテンツの再生やIoTによる産業構造の変革など、明るい未来テクノロジーだろう。しかし実際には指向性が高い周波数帯の使用で基地局整備は一変する。電波の到達距離が短いため都市部では、すべての通りに沿って5Gのセルタワーが乱立することになる。ここまではよく知られていることだが、長距離通信に、何千もの新しい通信衛星から地球にミリメートル波が照射されることは以外と知られていない。

次世代パワーエレクトロニクスの新材料

エレクトロニクス市場の成長は、産業の自動化とデジタル化の普及にかかっている。そのためには電子回路がより高いエネルギー効率で電力消費量を下げることが不可欠の条件である。欧州最大の応用物理研究所であるフラウンホーファー応用固体物理研究所の研究チームは、窒化スカンジウムアルミニウム(ScAlN)がこの目的に最適の次世代パワーエレクトロニクス材料であると考えて開発研究に取り組んでいる 。

ハイブリッドキュービットによる高速量子計算機

スピンキュービットを基盤とした量子計算機は、通常の計算機では解決できない難しい数学的問題解決に威力を発揮すると期待されている。理研の研究チームは2つの異なる種類の量子ビットから作られたハイブリッドデバイスから構成されるアーキテクチャを開発した。これによって課題であった高速な初期化と読み出しが実現し量子計算機の実用化に向けて大きく前進した。(Noiri et al., Nature Comm. 9: 5066, 2018)。

世界最高記録密度の光メモリ

オックスフォード大学の研究チームは、世界最高記録密度で光学データを保存できる新しい技術を実証した。光を用いてデータの書き込みおよび読み出しを行う相変化型光メモリセルを改善したことで、従来より飛躍的に高速でかつ省電力の計算機メモリが可能となると期待されている(Li et al., Optica 6, 1, 2019)

2D遷移金属カルコゲナイドFETの将来性

パーデュー大学の研究チームは2D遷移金属カルコゲナイド(MoSe2)で作られた低ノイズで高性能のシットキーバリア型FETデバイスを開発した。このFETデバイスは、シリコンに代わる革新的なマイクロエレクトロニクスと精密センシングのキーテクノロジーとなる可能性がある(Kwon et al., Phys. Rev. Appl. 10, 064029, 2018)。

フラッシュメモリよりも1000倍速い相変化メモリ(PCM)

アリゾナ州立大学の研究チームは、液体、ガラスおよび結晶状態の間の相変化をメモリとする相変化(PCM)材料が現在のフラッシュメモリよりも1000倍も速いランダムアクセスメモリ(RAM)として、安価で高速、高密度、大容量の不揮発性ストレージに有望であることを提案した(Wei et al., Science Advances 4, eaat8632, 2018 )。

過小評価されていた仮想通貨マイニングのエネルギー消費

現在流通している数100種類の仮想通貨のマイニング作業で、世界中で膨大な数のサーバーが、24時間体制で稼働している。ケンブリッジ大学の研究によると、ビットコインなどの仮想通貨のマイニングには、金採掘のの3倍のエネルギーを消費することがわかり、従来の推定(金採掘の1/20)過小評価であることがわかった。

翳りのみえてきたスマートフォン市場

かつてはシーズンモデルが飛ぶように売れたPC市場だが、いまスマホ市場が凋落の影が忍び寄っている。世界のスマートフォン売上高は、9月までの期間、かつてない4四半期連続で減少し、メーカー各社が売上を伸ばすには、魅力的な新技術の投入が必要になってきている。

ナノ結晶強誘電体メモリへ前進

磁気メモリの代わりに強誘電体メモリを使用すると、発熱がないためエネルギーが節約できる。またナノスケール強誘電体メモリが実現できると、メモリ密度の限界を越えることも同時に可能になる。しかし実用化を阻む問題は、サイズを小さくすると強誘電体特性が消滅することであった。グローニンゲン大学の研究チームは、ナノスケールの強誘電体を作る材料として酸化ハフニウムが使えることをみいだした。

軍用AI契約を巡るIT企業のジレンマ

マイクロソフト社の従業員は、100億ドルのペンタゴン契約をめぐる論争のために同社の入札計画に反対を表明した。ブログサイト「ミディアム」に掲載された手紙に従業員は、マイクロソフト社に「技術を築くことで害や人の苦しみを引き起こすことはないと期待していると訴えた。

アイルランドがFacebookの調査を開始

9月28日に明らかになったFacebookの個人情報大量流出は単にメールアドレスなどの情報が漏れたというわけではなく、セキュリティの鍵となるデジタルトークンという上位の情報流失であった。これは毎月22億人以上のユーザーを抱えるSNSの数千万のアカウントに影響を与えた。これが重大なセキュリテイ上の過失だとして、アイルランドの情報管理当局は、Facebookが新しいEUのプライバシー規制に準拠しているかどうか、正式な調査を開始したと発表した。

グラフェン・エッジの磁性

グラフェンは、シートを形成する炭素原子が無限につながった2次元層で、高い伝導性を持つ2D物質のため基礎物性や応用について極めて多くの研究が行われている。英国、ドイツ、ロシアの研究チームは、グラフェン端の磁気的観測に成功し、特異な磁性の存在を証明した(Luis and Coronando, Nature online May 30, 2018)。

EUが課税に踏み切る米国IT大手(GAFA)

米国の大手IT企業は膨大な売り上げ収益を得ながら、タックスヘブンで税金を逃れこれまで膨大な利益を上げてきた。欧州連合(EU)はアマゾンやフェイスブックなど大手IT企業に課税する。フランスのル・メール財務大臣EUは加盟国の営業活動の収益に対応して2~6%の課税を課すことになったことを明らかにした。

バッテリーを100倍長持ちさせるハニカムラテイス磁性材料

シリコンやゲルマニウムで作られていることが多い半導体ダイオードと増幅器は、現代の電子機器の重要な構成部品である。ダイオードは通常、一定のバイアス方向に沿って電流が流れ、電圧が逆転すると電流は停止する。このスイッチングプロセスが、消費電力を消耗し、バッテリ寿命に影響している。ミズーリ大学の研究グループは、これらの問題を解決できる可能性のあるデバイス材料としてハニカム構造の磁性材料を開発した(Summers et al., Advanced Electronic Mat. Online Mar. 13, 2018)。

AI最先端テクノロジー~知識共有による指数関数的学習

2015年10月のプレスコンファレンスでテスラEVの自動運転機能であるオートパイロットについてイーロン・マスクCEOは次のように述べた。オートパイロットでは運転者から車の運転技術を学ぶことで、いわば所有者が教官となり習熟度が飛躍的に高められる。その際に学習内容が全ての車で共有される、すなわちAIが教え合う、ことで学習能率と知識は飛躍的に高められる。

銀行口座ハッキングと戦うホワイトハッカー

銀行口座がウイルスソフトによってハッキングされ不正送金される事件が多発している。数年前から報告されている”Dridex” と呼ばれるマルウエアは、Word添付書類として観戦する。ビジネスメールを装ったスパムメールに添付されてくるWord書類をダウンロードして開く事でマルウエアに感染する。

単原子層ナノデバイス-アトムリスタの開発に成功

HDDにかわる次世代メモリの開発が進んでいるがこれまでの2次元原子層をメモリに使う試みは成功していない。テキサス大学オースチン校の研究チームは高メモリ密度を持つ単原子層メモリの開発に成功しメモリデバイスを「アトムリスタ」と命名した(Ge et al., Nano Lett. 18, 434, 2018)。

高利益率iPhoneと脱税で潤うアップル

発売されたばかりのハイエンドスマホ頂点に立つアップル社の iPhone X999ドルからという破格の価格となった。製造コストTechInsight357ドルで64%の利益をもたらすXは普及版8より25%製造コストは高くなるものの、43%増しの価格で販売する(ロイター)8699ドルからで利益率は59%となる。製造コストを抑えられた要因は例によってフォックスコンへの水平展開である。

フラッシュメモリ導入でデータセンターが大幅に省電力化

データセンンターではブレードサーバー、サーバーを冷却設備、サーバーと空調設備の無停電電源装置で大電力を消費する。このほどMITの研究グループはデータセンター向けにフラッシュメモリベースのキャッシュ・サーバーを開発した。

室温で動作する単一電子トランジスタ

ハンブルグ大学の研究グループはラングミュア・ブロジェット法で成長した金属ナノ粒子層を用いて室温で動作する単一電子トランジスタを製作し、その動作確認に成功した(Science Advances 3:e1603191 (2017))。

WWW開発者がネット不正使用を憂慮

テイム・バーナーズ・リーはインターネット(WWW)の原型を28年前に開発した男である。その彼が組織したWeb Foundationは最近、インターネットで起きたいくつかの事柄を深刻に受け止め、インターネットが本来目指すべきである人道的な目的に使われるべきだとしている。

「量子もつれ」状態にある光子対発生

イースト・アングリア大学の研究チームは異なる場所から光子対が発生する新しいメカニズムを見出した。これまで同一の場所で起きるとされていた光子対生成が異なる場所で起きる可能性を示した今回の発見は「量子もつれ状態」など量子物理の新展開につながる画期的な発見と考えられている。

Intelが3次元メモリ技術で高速SSDを開発

2017年3月17日、インテルとマイクロンはNAND型フラッシュメモリより最大77倍高速の新型メモリSSD(Optane SSD DC P4800X)を発表した。両社が共同開発する3Dメモリ製造技術3D XPointTMテクノロジーで、メモリ単独ではNAND型フラッシュメモリの1,000倍高速、DRAMと比べて記録密度が10倍、NAND型フラッシュメモリに比べて書き換え寿命が1,000倍という。

グラフェンで作るフォトニックマイクロチップ

MITの研究グループはグラフェンの表面を光が伝わる時にジェット機が音速を突破する際に発生する衝撃波のような光の衝撃波(チェレンコフ光)を生じることを発見した。この光発生は電子の代わりに光でマイクロチップを駆動するフォトニクスチップに使えば、100万倍も高速化が可能になると期待されている。

IBMが単原子メモリーを開発

IBMサンノゼ・アルマデン研究所は1個の原子に1ビットを書き込める単原子メモリの開発に成功した。かつてSTMを開発したIBMは単原子操作技術でも世界をリードしこのほど世界初となる単原子に情報を書き込む手法の開発にこぎつけた(Nature 543, 226 06 Mar. 2017)。

イオントラップ量子計算機の製造技術が確立

D-Wave Computerから128qubit量子計算機が市販され、IBMが量子計算機サーバーのオープンアクセスを開始している。しかし量子素子の型式が統一されているわけでもなく、その製造方法が確立したとは言えなかった。英国サセックス大学のイオン量子技術グループは2017年2月、世界で初めてイオントラッップ型量子計算機の製造方法を明らかにした(Nature, Feb. 1, 2017)

アンドープでグラフェンが超伝導に

ケンブリッジ大学の研究グループはアンドープでグラフェンが超伝導体となることを見出した(Nature Commun. 8:14024 (2017))。グラフェンの研究が盛んになったのは成長法が確立した2004年以降だが、電気的、熱的伝導度が優れ、軽量であるため先端材料として注目され世界中で基礎研究が行われている中で、ドーピングなしでの超伝導発現は画期的な成果である。

 イリジウムNEXTによる次世代衛星ネットワーク

衛星電話を運営するイリジウム社は2016年12月1日、時期計画としてイリジウムNEXT計画を公表した。イリジウムNEXTはバックアップを含めて81基体制の静止衛星で地球全体を覆い地球上の全ての場所で衛星通信を可能とする。

3D微細化による超高性能バッテリー

イリノイ大学の研究グループはスーパーキャパシタ並みの電力密度(7.4 mW cm μm)の3Dマイクロバッテリーを開発した。その構造は模式的にはトップのイメージのように立体的に正極材料(LiMnO2)を被覆したNiと負極材料(NiSn)の積層ブロックを交互に並べたものである。

 ムーアの法則の破綻は先送りできるか

マンチェスター大学の研究チームは弱点であったInSe結晶の高品質化に成功しシリコンを上回る室温移動度が2,000cm2/Vsの超薄膜を得た。InSe超薄膜は空気中の酸素と水によって劣化するため、成長後に表面をBNで被覆することにより、安定に動作させホール効果で移動度を計測することに成功した

熱力学第二法則の量子力学解釈に成功

ロシアの量子情報理論の研究者が最近、量子力学によるH定理の解釈に初めて成功した(Scientific Reports 2016, 12 September)。これによりボルツマン方程式の根幹であるH定理が量子力学的に証明されたといえる。この仕事は量子情報理論の進歩によるところが大きい。

リチウムイオンバッテリーの危険性

サムスンの自信作であったGalaxy Note7は発火事故が相次ぎ回収に至っている。エアラインの徹底ぶりも今までに無い厳しさで、搭乗客は離陸に先立って電源を切った上で乗務員に預けなくてはならない。バッテリーを抜いて本体だけを携帯したユーザーは取り出すときに、発火させてしまった。しかしラグジュアリー端末であったはずのiphone7でも発火事故が相次いでいる。

レーザーを埋め込んだシリコンフォトニクスチップレーザーをICチップに埋め込むことは30年にわたってフォトニクス研究者の夢であったが、このほどシリコン基盤にレーザーを埋め込む技術が開発された。香港科学技術大学の研究チームはカリフォルニア大学サンタバーバラ分校、サンデイア国立研究所、ハーバード大学の研究者と共同でレーザー波長以下の加工精度でレーザーを埋め込む技術を開発した。

IBMが量子計算オンラインサービス

量子計算機の研究開発が各国で精力的に進められているが、多くは大学・研究所や開発を公言しているGoogleの話だと思われていたが、IBM(ヨークタウンハイツ)は量子計算機システムのオンラインサービスを公表した。これにより誰でも量子計算機が使用できるようになる。もちろん個人が量子計算機を所有して使いこなすのはまだ先だが、少なくとも非ノイマン型計算機が実用化されたこととそのオンラインサービスが開始されたことで計算機が新しい時代に入ったことを象徴している

マイクロソフトがXbox 360を生産終了

Xboxがデビューして一時はPS、Wiiと並んで三強時代を築いたがマイクロソフトは10年の歴史に幕を引くことになった。格闘技系のゲームソフトやKinect系スポーツゲームソフトで日本勢と差別化をはかったXboxは独自のゲーマーの支持を得て、マイクロソフトの収益に貢献してきた。

新型ウイルスセンサーを東芝が開発

東芝が大阪大学と共同で数分でウイルス感染を調べるウイルスセンサーを開発した。東芝であるが従来は検査に8時間を要していたウイルス感染の検査が数分で行える画期的なセンサー技術は応用が期待されている。感染検査の迅速化によって患者の症状が悪化するのを防げるとともにパンデミックを予防することができる。

磁気演算でエネルギー消費が100万分の1

カリフォルニア大学バークレー分校の研究チームは世界で初めて熱力学上最低エネルギーで動作するナノ磁気チップを開発し、その動作を磁気顕微鏡で観測することに成功した。従来のトランジスタのような電流のオンオフでなく磁気チップで演算する原理あるため発熱がない。

KOMATSUが知る世界経済の実態

KOMATSUが開発して2001年から稼動している遠隔建設機械モニタシステムで2011年時点で全世界に展開した62,000台の建設車両がリアルタイムに中央監視されている。いうまでもなく建設機械・建設車両は実体経済のバロメーターである。KOMTRAXはそれを24時間監視しているいわば景気の監視システムなのである。

超高密度記録を可能にするスーパーメモリー

人類史が1枚のデイスクに書き込めるほど記憶容量が大きく10億年にわたって保持できる「スーパーメモリー」をサザンプトン大学の研究グループが開発した。このデイスクは5次元データ(大きさ、配向、3層のナノ構造)として記録する。

ダウングレードするアイフォーン

これまでのアイフォーンの変遷は画面サイズに限れば下の写真のように大型化をたどってきた。しかし3月15日に発表される新型は5sの4インチ画面に戻り5seと称するダウングレード版となる。もちろんプロセッサがA9となり高速描画性能匂いて5sと比較はできないが、大型化を続けてきた画面サイズは初めて縮小され4インチに戻る

携帯電話で水銀中毒になるリスクが増大

水銀の化合物は単体の水銀よりはるかに高い毒性を持ち例えばジメチル水銀は容易に体内に取り込まれ1/1000ミリリットルで死に至る猛毒となる。その水銀は虫歯の修復材料として一般に広く使われていた時期がある。このほど携帯電話の電磁波が水銀の遊離を引き起こし中毒となるリスクが報告された。

ウエスタンデジタルのサンデイスク買収の狙い

HDDトップのWDがメモリー3位のサンデイスクを190億ドル(約2兆円)で買収したということだが、サンデイスクのメモリー工場に東芝は共同出資しており、その東芝はHDDの売り上げトップ3位であることを考慮すれば、HDDとメモリーでWDと東芝でどちらも過半数のシェアを握ることになる

東芝が狙う3Dメモリ事業は救世主となれるか

経営危機にある東芝が堅調な医療危機部門を売却して競争の激しい半導体事業に打って出るという。2017年にムーアの法則が破綻し2Dシリコン素子というチャプターが幕を閉じるが、微細化の限界(シリコンの限界)を打破するアイデアが東芝が推進する3Dメモリである。

半導体産業の急激な再編の行方

中国マネーを中心に半導体企業買収が加速した裏には米国企業の苦しい財政事情がある。弱みに付け込んで一気に買収する企業買収の世界は「最新技術」で成り立つ 半導体産業には無縁のものと思われていた。「技術を買う時代」の到来の行き着く先は「売れれば売れるほど損失がでる」というコモデテイ化リスクが待っているかもしれない。

日本のITスキルに暗い影

読み書き能力と算術能力に優れた日本は技術的問題解決能力に劣るという結果に驚かざるを得ない。買い物や割り勘の勘定で計算に優れ、文盲率が低く高度な文章読解技術を持つのは納得できるが、技術立国を目指す国の技術的問題解決スキルが低いとはどういうことなのか。

ソフト開発者のワンワールドGitHub

GitHubは急成長しているソフトウエア開発プロジェクトのためのリソース共有サイトである。Linux製作者によって開発されたGitは代表的なOSに対応する無料で提供される分散型ソースコード管理システムで多くのプログラマーの支持を得た。

WiFiに替わるLiFiの将来性

LiFiとは無線の代わりにLEDを使って可視光を用いて情報送受信を行う方法である。世界にあるLED電球の数はおよそ140億個。インフラはすでに整っているので、これらに情報送受信機能すなわち光の変調によりデータを埋め込み、それらを受信して復元するデバイスを取り付けるだけでよい、ことになる。

ムーアの法則の終焉は2017年か

"No exponential law is forever"とはムーアの法則を提唱したGordon Moor自身の言葉である。かつては仕事で使う計算機として、またゲーム機として活躍した高性能PCの心臓部であるCPUの世代交替ルールに終焉が訪れようとしている。

スマホは何故コモデテイ化が遅れているのか

液晶TVの値下がりは著しい。もちろんメーカーや型式で違いはあるが標準的なスペックでいえば、32インチで3-4万円、42インチで6-7万円といったところだろう。若い世代が気になるスマホの価格と通信料金は割高が続いたままである。スマホもメーカーと型式で千差万別だが最新型で6-7万円といったところであるが、何故スマホはコモデテイ化が遅れているのだろうか。

スマホとPCは運命共同体

Samsung電子が7月8日に発表した2014年上半期の営業利益が、前年同期比で25%近く下落した。一方、ソニーは不振は業績全体の足を引っ張り、9月には2015年3月期連結決算が2300億円の赤字になるとの見通しモバイル事業の更迭人事を行った。

電子産業の宿命ーデフレビジネス Part2

マ イケル・デルのDell Computerが世界を席巻したビジネスモデルは何故崩壊したのであろうか。一言でいえば底なしデフレビジネスに落ち来んだということだ。Dellでは 値下げや割引という言葉を使わず「キャンペーン」という低価格路線とセミオーダーメードのビジネスモデルが一定の成果を上げた。

日本のネット環境ー快適なガラパゴス

日 本のインターネット接続事業は変遷を繰り返して来たガラパゴスである。NTT主導で華々しくデビューしたISDNは失敗(注)、米国を追従したADSLを 経て、現在では光回線(FTTH)の普及が急激に拡大している。多額な公共投資の失敗を含むこれまでの紆余屈曲は何故生じたのだろうか。

帝国の横暴-提訴されたapple

iphoneとMacbook Airユーザーは最新機種で電源コネクタの形状が変化したことはすでに気付いている事と思う。iphoneではそれまで幅広でスピーカー型にさして本体を支える安定感のあるコネクタからLightning Connectorと呼ばれるよりコンパクトになった際に、既存のスピーカーへの接続ができなくなって困ったはずだ。

スマート兵器とIT技術

トマホークは代表的な巡航ミサイルで地形を判別して設定された目標に向かって超低空飛行で突っ込む誘導ミサイルである。一方、誘導爆弾は推進力を持たず、方向の制御で自由落下を目標まで誘導する点で、巡航ミサイルと一線を画する。

Apple Watch-スマートウオッチ未来像

Apple Watchはステンレス、SPORTはアルミニウム、EDITIONは18 Kケースが特徴。中身は同じでケースで差別化し画面の大きさで2タイプ(38mm、42mm)、EDITIONのハイエンドモデルの中でも最も高価なモデルはゴールドブレスレットのもの。